サイドスキャンソナー

年末に東北にてサイドスキャンソナーによる底質調査を実施しました。

季節風により海が荒れやすく、データ品質を心配しましたが、非常に良い凪に恵まれて、砂~礫の粗さまで推定できるようなキレイなデータが得られました。一応確認のために採泥器を下ろして粗そうなところを探ってみると、狙い通り(?)の大きな礫が採取でき、サイドスキャンソナーの解像度の高さを再認識しました。

水深が20m以浅ですとマルチビーム測深機では探査幅(スワス)を稼ぐのは難しいですが、広い範囲で底質を調査したい場合には、サイドスキャンソナーが非常に有効です。