多項目水質計(水深・水温・伝導度・塩分・クロロフィル・濁度・DO・pH・光量子・ORP)や小型CTD(深度・水温・塩分)のほか、濁度計や水位計により様々な業務に対応できます。
また携帯電話通信網を利用したデータ伝送も可能であり、『リモート監視装置』としてシステムを組めば現地で取得したデータを電子メールで配信します。基地局はソーラーパネルを搭載しているので別途電源は必要無く、万が一電圧低下で休止しても自動で復旧します。また、電子メール本文にコマンドを書き込むことにより、遠隔で各種設定変更ができるため、簡単に高度な運用が可能です。
グラブ式採泥器、柱状採泥器、ドレッジャーを用いて海底表層の堆積物を採取します。採取した試料は、砂質粒度分析・泥質沈降分析・重鉱物分析などの分析を行います。
グラブ式採泥 (スミスマッキンタイヤー) | ダイバーによる直接採取 |
柱状採泥(海浜・浅海域でのバイブロコアサンプラー) | 柱状採泥(浅海域でのダイバーによる直接採泥) |
当社が開発した超音波式砂面計は、砂面変動を長期間連続してモニタリングすることができます。深浅測量では調査日当日の水深(砂面高)しか把握できませんが、砂面計を用いることにより静穏時や暴浪時の砂面の連続的変化を把握できます。結果は、海底面の上下変動を時系列で表示します。海岸浸食の原因や漂砂の特性を調査する目的であれば、波浪観測や流況観測と同時に実施することをお勧めいたします。
風力発電のための気象観測調査システムとして、当社グループ会社である株式会社ソニックの「風力発電のための気象観測調査」をご紹介します。
詳しくは、株式会社ソニック 風況観測システム のページよりどうぞ。